第一回自由が丘映画祭ガイド ─ 3日間の時間割と全上映作品、チケットの買い方まで
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イベント 自由が丘ミューズスクエア 読 2分

第一回自由が丘映画祭ガイド ─ 3日間の時間割と全上映作品、チケットの買い方まで

11月13日(金)の12時15分、自由が丘駅の正面口すぐ、ミューズスクエア4Fが開場します。第一回自由が丘映画祭は15日(日)まで3日間、コンペ28作品と名作のセレクションを上映。

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映画館が6館あった街で、初めての映画祭

かつて自由が丘には、映画館が6館ありました。1950年代には自由ケ丘名画座や南風座が立ち並び、2004年に自由ケ丘武蔵野館が閉館したと東京新聞が伝えています。その街で、地元の有志が映画祭を初めて開きます。全国から届いた300作品から選ばれたコンペ28作品(長編・短編・こども向けの3部門)に、『白蛇伝』『シェルブールの雨傘』などのセレクションが加わる3日間です。

この記事は、当日まで手元に置いて使う前提で組んでいます。構成は次のとおりです。

  • 日ごとの時間割 (3日分と、どれを観るか3つの手がかり)
  • チケット・会場・入場 (券種と料金、買い方、会場とアクセス、入場の決まり)
  • 問い合わせ先と、公式に記載がないこと
  • こども映画祭と審査・賞

上映作品の発表は上映作品が出そろった時の記事に、6月の開催発表は第一回の開催が発表された時の記事にまとめています。

日ごとの時間割

各日とも、上の表は「回」ごとの開場・開演・終了、下の表はその回で流れる作品と開始時刻です。チケットは作品ごとではなく回ごとに買う仕組みなので、まず上の表で回を選ぶと迷いにくくなります。

11月13日(金)

開場開演終了プログラムアフタートーク
12:1512:3014:00コンペティション A13:36
14:1014:2516:10コンペティション B15:57
16:2016:3519:10コンペティション C19:00
19:1519:3021:10セレクション A20:54
回開始作品監督・演出尺言語・備考
コンペティション A12:35『白鳥は』今里まゆ奈14分58秒短編、日本語、ワールドプレミア
コンペティション A12:50『Nのひと』山本哲平19分45秒短編、日本語
コンペティション A13:09『夏の休日 ‐Long ver.』塚本ぢろ1分16秒短編、日本語
コンペティション A13:10『へんなのの変』新帆ゆき9分44秒短編、日本語
コンペティション A13:19『寄り鯨の声を聴く』角洋介17分短編、日本語
コンペティション B14:30『近視くん』岡田奈津美24分11秒短編、日本語
コンペティション B14:54『我愛你生活』森田和樹63分9秒長編、日本語
コンペティション C16:40『真昼の蜘蛛隠れ』井坂優介140分長編、日本語
セレクション A19:35『白蛇伝』藪下泰司79分日本語

金曜は午後から3回のコンペのあと、1958年公開の『白蛇伝』で締める並びです。

公式サイトの上映作品ページに掲載された『白蛇伝』(1958年) の場面。桜の枝の下で、白い着物の女性と青い着物の青年が並んで立つアニメーションの一場面
公式サイトの上映作品ページに掲載された『白蛇伝』の場面 (©東映) 画像引用: 東映/自由が丘映画祭 公式サイト

11月14日(土)

公式は、11月14日のプログラム開始時間と構成を一部変更しています。下の表は変更後の時間割です。10月8日の記事に載せた『ウルフウォーカー』10:30、『奇跡のリンゴ』17:40 は変更前の時刻で、変更後は『ウルフウォーカー』が10:15、『奇跡のリンゴ』が17:15 から。公式サイトの作品紹介ページには、10月23日時点で変更前の時刻が残っています。

開場開演終了プログラムアフタートーク
10:00—12:10こども映画祭 セレクション A—
12:1512:2514:00コンペティション D13:38
—14:00—伝わるワークショップ(自由が丘こども映画プロジェクトvol.2.5) (別会場)—
14:1014:2516:15こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)16:00
—16:25—こども映画 ワークショップ上映会—
17:0017:1019:45セレクション B19:24
19:5020:0022:00コンペティション E21:45
回開始作品監督・演出尺言語・備考
こども映画祭 セレクション A10:15『ウルフウォーカー』トム・ムーア、ロス・スチュアート103分吹替版
こども映画祭 セレクション A11:58自由が丘こども映画プロジェクト 過去作上映———
コンペティション D12:30『さんぽ道』香月彩里16分短編、日本語
コンペティション D12:46『Bucketman』ヤカタカナタ7分20秒短編、日本語
コンペティション D12:53『窓の外』東 実奈6分19秒短編、日本語、ワールドプレミア
コンペティション D12:59『Last Line』是枝志穏15分35秒短編、英語、日本語字幕付き
コンペティション D13:14『Dessert Night』境るい24分52秒短編、日本語
こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)14:30『hambooger』ヤマダ・ユーコ6分19秒ノンバーバル
こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)14:43『アン・ドュ・ワルツ』相馬雄太11分33秒日本語
こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)15:01『オゥサカとノムラの大冒険』ノムラフッソ10分日本語
こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)15:18『根の下の家』Ruru3分27秒日本語
こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)15:28『チャイナガールアカネ』秋野太郎12分55秒日本語
こども映画祭「好きを見つけに行こう!」(こども映画部門コンペ)15:50『The Ancient Line 古代への旅』星麻里絵2分42秒日本語
セレクション B17:15『奇跡のリンゴ』中村義洋129分日本語
コンペティション E20:05『パステロルナ』山本大策29分59秒短編、日本語
コンペティション E20:34『BOY MEETS HOME』永井哲太71分40秒長編、日本語

こども映画祭 セレクション A は10:00 開場、『ウルフウォーカー』は10:15 から。土曜は朝のこども向けから22:00 の終了まで、3日間でいちばん長い一日です。

11月15日(日)

開場開演終了プログラムアフタートーク
10:4511:0012:40こども映画祭 セレクション B11:28 / 12:18
12:5013:0514:45コンペティション F14:22
14:5515:1017:00コンペティション G16:45
17:0517:2019:15セレクション C18:56
19:3019:4020:45授賞式—
回開始作品監督・演出尺言語・備考
こども映画祭 セレクション B11:05『やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie』豊島啓介22分日本語
こども映画祭 セレクション B11:48『山村浩二短編アニメーション集』(『カロとピヨブプト:おうち』、『頭山』、『こどもの形而上学』、『ホッキョクグマすっごくひま』、『春の海』)山村浩二——
コンペティション F13:10『ルサンティール』小原正至15分47秒短編、英語、日本語字幕付き
コンペティション F13:26『終わりなき世界を駆けるとき』二野俊太14分58秒短編、日本語
コンペティション F13:41『そしてナイフを手にした』クワ12分16秒短編、中国地方弁、日本語字幕付き
コンペティション F13:53『@:光るエイヒレ計画#1』髙田祥吾11分18秒短編、日本語
コンペティション F14:04『Lost in summer』J.J Smoking18分38秒短編、日本語、ワールドプレミア
コンペティション G15:15『たからさがし』吉田有佑19分18秒短編、日本語
コンペティション G15:35『見えるものと見えないもの ‐画家 大﨑真理子のみた風景‐』筒井勝彦69分27秒長編、日本語
セレクション C17:25『シェルブールの雨傘』ジャック・ドゥミ92分フランス語、日本語字幕

日曜は、こども向けの朝からコンペ2回、『シェルブールの雨傘』を挟んで19:40 開演の授賞式へ続きます。

どれを観るか、3つの手がかり

28作品を前にすると、どれを選ぶか迷います。表から拾った、選ぶきっかけを3つ挙げます。

自由が丘の近くで撮られた・作られた作品。 『へんなのの変』(11月13日 コンペティション A、13:10)は、「へんなもの」を嫌う八百屋の娘の物語。監督のコメントによると、自由が丘からほど近い奥沢の元八百屋を借りて撮影した作品です。

『山村浩二短編アニメーション集』(11月15日 こども映画祭 セレクション B、11:48)の山村浩二さんは、制作拠点の「Au Praxinoscope」を九品仏浄真寺の隣に構えています。自由が丘駅から徒歩10分のショップ&ギャラリーだと、公式の作品紹介にあります。『頭山』を含む5本は、山村さん自身がこども映画祭向けに選んだものです。

ワールドプレミアと表記された3本。 公式の作品紹介でワールドプレミアと表記されているのは、次の3本です。『白鳥は』(11月13日 コンペティション A、12:35)、『窓の外』(11月14日 コンペティション D、12:53)、『Lost in summer』(11月15日 コンペティション F、14:04)。表記のある作品は、3日間に毎日1本ずつ入っています。

字幕のある回。 公式の作品紹介で字幕付きと書かれているのは、次の4本です。

  • 『Last Line』(11月14日 コンペティション D、英語・日本語字幕付き)
  • 『ルサンティール』(11月15日 コンペティション F、英語・日本語字幕付き)
  • 『そしてナイフを手にした』(11月15日 コンペティション F、中国地方弁・日本語字幕付き)
  • 『シェルブールの雨傘』(11月15日 セレクション C、フランス語・日本語字幕)

チケット・会場・入場

券種と料金 (1プログラムあたり)

券種料金手数料1回の購入上限条件
一般チケット1,500円210円10枚—
パンフレット付 一般応援チケット4,500円360円6枚パンフレットは入場の際にお渡しいたします。
こどもチケット(3歳〜小学生・中学生)500円30円10枚—
学生チケット(高校生・大学生・大学院・専門学校生)1,200円190円10枚※要学生証提示
目黒区在学在住学生チケット (高校生・大学生・大学院・専門学校生)800円40円10枚※要学生証提示 / 入場時に学生証など対象であることを確認できるもの
障がいのある方向けチケット500円30円2枚※要障害者手帳提示(ご本人1名につき、介助者1名まで同料金)
授賞式|パンフレット付 一般応援チケット (授賞式はこの券のみ)3,000円280円6枚—
1日通し券 (13・14・15日の各日)3,000円280円2枚受付で1日通し券と交換

チケット代とは別に手数料がかかります。チケット1枚で入れるのは、券面に書かれた1名・1プログラムです。

買い方

  • 販売は TicketDive(チケット販売ページ)。10月7日 19:00 に発売され、10月23日時点で全枠が受付中と表示されている
  • 先着順の販売
  • 販売は各回の開演時刻まで。1日通し券は13日が12:15、14日が10:10、15日が10:45 まで
  • 支払いはクレジットカードかコンビニ払い。コンビニ払いの支払い期限は2日
  • 購入後のキャンセル・変更・払い戻しはできない

会場とアクセス

会場は自由が丘ミューズスクエア 4F。住所は東京都目黒区自由が丘1丁目29番1号で、東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」の正面口よりすぐ。9月に駅前にオープンした複合商業施設のホールです(東京新聞)。

館内の設備は、トイレと多目的トイレ、喫煙室が4F、授乳室とキッズトイレが5F。授乳室などは施設の営業時間や混雑状況で使えない場合があり、指定の喫煙室以外は禁煙です。

11月15日(日)の12:00〜18:00は、周辺道路で歩行者天国が実施されるため、施設駐車場に入出庫できません。公式は公共交通機関での来場を呼びかけています。

入場の決まり

  • 全席自由席。原則として当日の入場順に席を選ぶ
  • 入場はスマートフォンに表示した電子チケットで。スクリーンショットや印刷した画面では入場できない場合がある
  • 上映開始後に着いた場合は、作品の進行状況によって入場を待つ、または入場できない場合がある
  • 上映作品、登壇者、スケジュールは、やむを得ない事情で変わる場合がある
  • 上映作品の撮影・録音・録画は禁止
  • 3歳から中学生は「こどもチケット」。2歳以下は保護者の膝上で観る場合に限り無料、座席を使う場合はこどもチケットが必要
  • 泣き声や大きな声が続く場合は、一度会場の外へ移動をお願いすることがある。落ち着いたら、スタッフの案内で再入場できる
  • 車いすスペースの利用や入場時に手伝いが必要な場合は、できるだけ事前に自由が丘映画祭実行委員会へ連絡を。スペースには限りがある。盲導犬・聴導犬・介助犬は同伴できる。ベビーカーは混雑状況で折りたたみや指定場所への移動を頼まれることがある

注意書きの中に、目に留まる一文があります。上映中に思わず笑ったり、驚いたり、ぽろっと感想を口にしたりするのも、映画を楽しむひとつの形だと公式は書いています。

問い合わせ先と、公式に記載がないこと

問い合わせ先

最新の情報は自由が丘映画祭 公式サイトで確認できます。公演についての問い合わせ先は自由が丘映画祭実行委員会 (連絡先のメールアドレスは公式サイトとチケット販売ページに掲載)、事務局の所在地は東京都目黒区自由が丘1丁目26-9 三笠ビルB1。チケットの購入まわりは TicketDive のヘルプが窓口です。

公式に記載がないこと

10月23日時点で、公式サイトとチケット販売ページから読み取れなかったことを1行ずつ挙げます。

  • 長編短編コンペティションの全日程通し券: 公式サイトに券名はあるが価格は確定できず、チケット販売ページに販売枠もない
  • 1日通し券の対象範囲: 公式サイトの料金欄に「※こども映画祭を除く」という注記があるが、表示が崩れていて、どの券への注記か読み取れない。チケット販売ページの1日通し券の説明は、14日分・15日分も「13日すべてのプログラム」のまま
  • 伝わるワークショップの会場、参加費、定員、対象年齢 (Peatix のページは本文を確認できていない)
  • 16:25 のワークショップ上映会の入場方法 (チケット販売ページに販売枠がない)
  • こども映画祭 セレクション B の「特別上映」の内容
  • アフタートークと授賞式の登壇者
  • 審査委員長以外の審査員
  • 会場の座席数
  • 電話番号

こども映画祭と審査・賞

こども映画祭のしくみ

こども映画祭のプログラムは、11月14日(土)と15日(日)に組まれています。柱は3つです。

コンペの「好きを見つけに行こう!」(11月14日 14:25 開演)では、こども映画部門のノミネート作品6本を上映します。観たあとは、会場に来た子どもたちが「こども審査員」になります。作品ごとに、自分がいちばん「好き」と感じた気持ちを投票用のシールで表したり、感じたことを自由に話したりして、最も多くの心を動かした作品が受賞作に決まります。この回の司会・サポーターは、こども映画祭の公式サポーターを務める俳優の大和田美帆さんです。

セレクションは、14日の『ウルフウォーカー』(吹替版)と、15日の『やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie』と『山村浩二短編アニメーション集』。15日の回は、チケット販売ページで「※特別上映あり」と表示されています。

ワークショップ「伝わるワークショップ(自由が丘こども映画プロジェクトvol.2.5)」は、11月14日 14:00 から別会場で。自由が丘商店街振興組合・アート委員会の「自由が丘こども映画プロジェクト」の協力で開かれる、2時間半の子ども向けワークショップです。テーマは「伝える」と「伝わる」の違い。セリフを使わずに登場人物の気持ちを伝える方法をみんなで考えて撮影し、撮った無声映画は16:25 からメイン会場で上映されます。Peatix に「第一回自由が丘映画祭 伝わるワークショップ」のページがあります (本文は10月23日時点で確認できていません)。

審査と賞

コンペの一次・二次審査は、実行委員会が選んだ有志審査員と自由が丘の街の人々が担当し、最終審査は自由が丘にゆかりのある文化人で構成された審査委員会が行います。審査委員長は、「FINAL FANTASY」シリーズなどのゲーム音楽を手がけてきた作曲家の植松伸夫さんです。3日間の総合司会は、自由が丘で生まれ育ったフリーアナウンサーの玉木碧さんです。

関連企画として、飲食店でノミネートを逃した作品を上映することや、チケットの半券での特別サービスが計画されていると報じられています(東京新聞)。

長編部門・短編部門・こども映画部門には、それぞれ最優秀賞として金一封とトロフィーが用意されています。賞の一覧には「新人賞」「あおぞら賞」「特別賞」の名前も並びます。受賞作は11月15日 19:40 開演の授賞式で、会場で発表される予定です。

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