奥沢の屋上に、ワイン用ぶどうの畑 ─ 2027年度オーナー10枠、説明会は10月24日
2026年度の予定表は、1月の鉢づくりに始まり、7月に収穫、12月にワインのプレゼント。奥沢の屋上の畑「Jiyugaoka Vineyard」が2027年度オーナーを10枠募集し、説明会は10月24日(土)です。
屋上の一年は、鉢づくりから
1月17日に鉢づくり、2月14日に冬季防除。春は4月11日の芽かき、5月23日の誘引作業で枝を整え、6月13日にはぶどうの傘がけと防鳥ネット。7月4日の糖度分析を挟んで、7月25日が収穫、8月29日が醸造です。11月14日に防鳥ネットを片付けて、12月12日のワインプレゼントで一年が閉じます。
世田谷区奥沢の屋上にあるぶどう畑「Jiyugaoka Vineyard」が掲げている、2026年度オーナーイベントの予定表には、こんな作業名が並んでいます。どれも土曜日で、ほとんどが朝10時から11時半まで。3月28日と10月3日には、ワイン講座の日も入っています。
自由が丘駅から歩ける距離の屋上で、一年かけて一本のワインになるまでをともにする。季節の名前ではなく、作業の名前で一年をたどる予定表です。
2027年度は10枠、年会費128,000円
この畑が、2027年度のオーナー会員を募集しています。自由が丘拠点の定員は30名、2027年度の募集枠は10枠。年会費は128,000円(税込)です。
オーナー特典は次の4つ。
- ぶどうの木のオーナーになる
- 月1回のオーナー限定イベントへの参加
- Rooftop Craft Wine ハーフボトル2本
- オリジナルワイングラス
ハーフボトルについては、その年の収穫量によって届く内容が変わる場合があると注記されています。ぶどうは天候や台風、病害、鳥害などで収量が大きく変動することがあり、予定していたワインを提供できない場合もある、とも書かれています。2027年度の説明会の案内では、3月と10月のワイン講座は別料金とされています。
申し込みの単位は「鉢」で数えます。1オーナーにつき1鉢。家族単位での申し込みはできますが、友人同士で1鉢を共同所有する形は受け付けていません。
説明会・見学会は10月24日(土)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 10月24日(土) 10時〜11時 / 11時30分〜12時30分 の2回 |
| 会場 | 奥沢区民センター別館 (東京都世田谷区奥沢5丁目40番6号) |
| 定員 | 各会30名 (先着順) |
| 参加費 | 無料 |
当日は、プロジェクトの紹介、苗木オーナー制度の説明、各拠点の見学、年間活動と年会費の確認、質疑応答、入会方法の案内という流れです。予定表を眺めて気になった作業のことは、質疑応答の時間に尋ねられます。
メイヴという品種と、3つ目の屋上
MaeVino合同会社は、各拠点で「メイヴ (Maeve)」を栽培しています。日本で発見されたワイン用ぶどう品種です。都市屋上の環境に合わせて、根域、培地、灌水、施肥、樹勢などを管理しながら育てています。
1月の発表によると、MaeVinoは東京農業大学の准教授・本間氏の指導を受けながら、屋上という特殊な環境に合った栽培方法や運営のあり方を探っています。
10月1日には、駒沢大学駅徒歩1分の商業施設「KOMAZAWA Park Quarter」の屋上にある「Komazawa Vineyard」で、2027年度・第1期の苗木オーナー20組の一般募集が始まりました。MaeVinoにとって3つ目の拠点です。その発表では、自由が丘の Jiyugaoka Vineyard と川崎の ZERO studio Vineyard の募集枠が満員になったことが、新しい拠点を開いた理由として挙げられています。
1月の剪定の前に
募集枠や説明会の定員、申し込み方法は、Jiyugaoka Vineyard の公式サイトで最新の情報を確認してください。
2027年度のプログラムでは、1月の枝の剪定から7月下旬の収穫と醸造まで、屋上での作業が月ごとに組まれています。次に奥沢のあたりを歩くときは、建物の上のほうを少しだけ見上げてみます。