「駅そばで、フォー ─ しぶそば自由が丘店が9月6日、エトモ北口に開く」
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「駅そばで、フォー ─ しぶそば自由が丘店が9月6日、エトモ北口に開く」

自由が丘駅北口を出て10秒、エトモの一角に、そばの湯気が立つ場所が9月6日にできる。しぶそば自由が丘店。看板は「彩り野菜の薬膳白」で、麺はフォー・そば・うどんから選ぶ。駅そばでフォーが選べる店は、これまで例がない。

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駅そばで、フォー

駅そばでフォーを出す店は、これまで例がない。9月6日に開くしぶそば自由が丘店の、看板メニュー「彩り野菜の薬膳白」。麺はフォー・そば・うどんの3つから選べる。同じ丼のつゆで、3つの麺。これまでの駅そばには無かった3択だ。

つゆはしぶそば特製の出汁に、豆乳とオリジナルブレンドのスパイスを合わせたもの。具は金針菜(きんしんさい)、クコの実、彩り豊かな野菜。金針菜って、聞き慣れない。薬膳食材である。

豆乳のつゆに、金針菜、クコの実。この組み合わせが、そばの丼に入る絵はちょっと想像しづらい。うどんの丼だとまだ分かる。フォーの丼なら、素直に収まる形になる。同じつゆで麺だけ替えると、味の輪郭がどう変わるのか。これは、一杯目に何を選ぶか迷う。

エトモ北口、徒歩10秒の場所

場所はエトモ自由が丘。北口の改札を出て、徒歩10秒。しぶそばは東急線沿線に15店舗展開していて、自由が丘店で16店舗目になる。運営は株式会社東急グルメフロント。東急が、自社の駅の食を、自社のチェーンで整えていく。エトモという駅ビルの位置づけを考えると、これは自然な流れだ。

営業時間が長い。平日は朝8時から夜11時まで、15時間。土曜は10時から21時、日祝は10時から20時。ラストオーダーは閉店30分前。朝の通勤前に一杯、夜の帰り道に一杯。この時間幅は「街の食のインフラ」の顔をしている。目的地としての外食ではなく、日常の導線に置かれる食。

公式ページに「毎日の暮らしに寄り添う店舗づくり」という言葉があった。地域住民、通勤客、買い物客。この3層をひとつのカウンターで受ける構えになる。

「四つの葉」と、自由が丘限定

しぶそばのブランドは「四つの葉」を掲げている。顧客・スタッフ・ステークホルダー・生産者。この4者を大切にしながら「やさしいおそば」を目指す企業理念だ。チェーンの駅そばで、生産者の顔を掲げる姿勢は、少し珍しい。

「彩り野菜の薬膳白」は自由が丘店限定。他の15店舗では出さない。フォーが選べるのも、この店だけ。9月3日には試食会も予定されている(応募制、10名招待)。

自由が丘の9月は、飲食の新店が続く。街の目立つ場所に大きな箱が開いていく中で、駅の改札を出て10秒の場所に、朝から夜まで開いている一杯を出す店が加わる。目的地ではなく、通り道に。

9月6日、朝8時。北口を出て、湯気の立つカウンターで、フォーかそばかうどんかを迷う。通勤前の一杯に、帰り道の一杯に。日常の導線に、新しい選択肢が加わる。