羽二重餅の中に山梨の粒が丸ごと一つ — 亀屋万年堂のシャインマスカット大福、今日発売
自由が丘発祥の亀屋万年堂から、シャインマスカット大福が今日8月18日発売。羽二重餅に山梨県産の大粒を丸ごと一つ、白州名水で炊いた白あんで包む。9月16日までの30日間限定。
5月まで柑橘、いま葡萄
自由が丘の亀屋万年堂といえば、5月の頃はブラッドオレンジのナボナが棚の主役だった。バタークリームの中に夏の柑橘を閉じ込めた洋菓子。あの季節限定が終わって、今日から棚に並ぶのはまるで別の商品だ。
羽二重餅。白あん。丸ごと一粒の山梨県産シャインマスカット。
洋菓子から和菓子へ、柑橘から葡萄へ、バタークリームから羽二重餅へ。同じ店の同じ「季節限定」の枠で、素材の文法がここまで跳ぶ。
大粒を、丸ごと一つ
主役はやはり葡萄そのものだ。山梨県産の大粒シャインマスカット。糖度が高く、酸味は控えめ、種はなく、皮は薄い。皮ごとそのまま食べられる品種を、切らずに丸ごと一つ、餅と餡で包む。
白あんは白州名水で炊かれる。山梨の水で山梨の葡萄を包む — 素材の来歴がそろっている。
生地はやわらかな羽二重餅。噛むと餅がほどけて、白あんの甘さ、そして皮ごと弾ける葡萄の果汁が一度にくる — というのはまだ想像。今日発売、これから食べてくる。
30日間だけの棚
販売期間は8月18日(火)から9月16日(水)まで。ちょうど30日間。1個313円 (税込)。特定原材料9品目は含まない。
売り場は東京・神奈川の直販14店舗。自由が丘には昭和13年、1938年創業のこの店の総本店がある。オンラインショップ (navona-hiroba.jp) でも購入できる。
30日というのは、季節が動く速さそのものだ。8月中旬に発売して9月中旬に終わる。処暑を過ぎ、白露を越え、秋分の少し手前まで。夏の終わりから初秋、シャインマスカットの旬に重なる期間だ。
次の棚には何が来るか
亀屋万年堂のお知らせを見ていたら、8月20日からは抹茶どら焼「天空の抹茶®」が販売開始とある。シャインマスカット大福の2日後だ。並行して、季節を刻む商品が棚に増えていく。
葡萄が終わる9月16日、次に大福の枠に入るのは何か。栗か、無花果か、それとも柚子や柿か。今はまだ分からない。
とりあえず今日の午後、自由が丘2-11-5に足を向ける。今しか食べられない一粒を、羽二重餅ごと包んだあの大福を確かめに。
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