「あの仔が、部屋に立つ ─ PET DESIGN 自由が丘店の WebAR、9月16日から」
自由が丘駅から徒歩3分、自由が丘1-24-17。PET DESIGN 自由が丘店で、 スマホを部屋にかざすと店の仔犬・仔猫が実物大で現れる WebAR 体験が 2026年9月16日から始まった。アプリは要らない。イメージ画像でもCGでもなく、 今その店にいる、その仔自身の映像が立つ。
部屋のフローリングに、店の仔が立つ
やり方はシンプル。公式サイトのバナーか、店頭の QR コードを読み込む。あとはスマホのカメラを向けるだけ。すると、今その店にいる仔犬か仔猫が、実物大に近いサイズで自分の部屋の中にあらわれる。
大事なのはここ。表示されるのは、汎用のイメージ画像でもなければ、CG でもない。店舗にいる、その仔自身の映像だ。スタッフがスマホで撮った動画を、GrowGroup が画像処理で背景を切り抜き、ケースへの映り込みを補正してつくっている。
つまり、月曜に画面越しに会った仔と、週末に店で会う仔は、同じ仔。
「写真だけでは伝わらない毎日」を、来店前に
なぜこの仕組みを作ったのか。GrowGroup 代表・畑中孝仁のコメントが、そのまま答えになっている。
写真だけでは伝わらない「この仔と暮らす毎日」を、来店前にご家族で感じていただけたら、その決断はきっと、もっと安心で、もっと楽しいものになると考えました。
仔犬・仔猫を迎えるかどうかは、家族の中で意思決定が要る話だ。写真 1 枚では体格感がつかめない。動画でも、自分の部屋の広さとの対比は分からない。そこを AR で埋めにいく、という設計になっている。
ダブルニュース ─ 街のペットショップと、名古屋のテック企業
もうひとつ、この記事にはニュースが二つある。
ひとつは自由が丘の店の話。PET DESIGN 自由が丘店は、東急東横線・大井町線「自由が丘」駅から徒歩 3 分、1-24-17。営業は 11:00〜20:00、休みは 1月1日〜1月2日だけ。犬と猫の販売、トリミング、ペットホテル、用品まで揃うペット総合施設で、店舗運営は愛知県あま市のコーワペッツコーポレーション、グループ全体で全国 125 店舗を展開する。
もうひとつは、開発を担った GrowGroup の話。ペットショップ向け WebAR というのは聞き慣れない業態だ。それがなぜ 125 店舗を持つ全国チェーンの、しかも自由が丘店で最初に走り出したのか ─ そこには「日常業務の中で無理なく続けられる」という裏側の設計思想がある。撮影はスマホだけ。仔を移動させない。特別な撮影機材も要らない。店の 1 日を止めずに、コンテンツが更新されていく仕組み。
技術としては派手ではない。むしろ、派手さを削ぐことで運用に乗せた、という話だ。
試験導入、というフェーズ
現時点では「試験導入」の段階。全店展開が予告されているわけではないし、対応する仔犬・仔猫の頭数や更新頻度も今後の運用で決まっていく部分がある。9月16日にスタートしたばかりの取り組みだ。分かっているのは、今日この時点で、自由が丘 1-24-17 の店の仔たちが、スマホ経由で見られるようになった、ということ。
家族で開いてみる、金曜の夜
金曜の夜、リビングで家族と一緒に画面をのぞく。スマホをかざす。カメラの向こう側で、店にいる仔が、こちらの部屋にあらわれる。子どもが「大きい」「思ってたより小さい」と言う。犬種のサイズ感が、頭の中の数字から、部屋の中の実寸に変わる瞬間。
その上で、翌日の午前中に店に足を運ぶかどうか、家族で決める。
会いに行くまでに、一度会える。それだけの話だが、決断のプロセスは少し変わる。