自由が丘ミューズスクエアの住宅、賃料は1LDK月34.4万円から最上階120万円(10/15時点)
自由が丘ミューズスクエアの8〜15階、賃貸170戸。10月15日時点・募集中の住戸の賃料は1LDKが月34.4万円から、15階は月120万円まで(管理費込み)。14階までは、賃料を動かすのは高さより広さです。
駅北口の上、8階から15階
自由が丘駅の北口を出てすぐの複合施設、自由が丘ミューズスクエア。地下1階から5階の約60店舗が開業したのは、2026年9月17日でした。
建物は、その上の階にも続いています。7階は住む人だけの共用フロアで、コンシェルジュ、フィットネスジム、ゲストルーム、ラウンジが入ります。8階から15階が全170戸の賃貸住戸です。住まいの出入口は、商業施設とは分かれています。
10月16日、この住宅部「自由が丘ミューズスクエア ザ レジデンス」で募集中の住戸の家賃が、間取りごとに公開されました。店の顔ぶれはこれまで何度も数えてきましたが、上の階の値段が並ぶのは、それとは別の種類の情報です。駅前再開発が街に持ち込んだのは、店だけではなく、住まいの価格帯でもあります。今回はそちらを数字で見ていきます。
間取り別の賃料帯(2026年10月15日時点)
以下は2026年10月15日時点で募集中の住戸だけを対象にした数字です。賃料は管理費込みで、時点によって動きうる値として読んでください。
| 間取り | 専有面積 | 賃料(月額) | 募集中の戸数 |
|---|---|---|---|
| 1LDK | 44.37〜45.10㎡ | 34.4万〜35.0万円 | 25戸 |
| 2LDK | 55.89〜65.33㎡ | 46.8万〜52.8万円 | 52戸 |
| 3LDK | 75.58〜93.94㎡ | 65.3万〜80.4万円 | 15戸 |
| 15階プレミアム | 104.06〜122.92㎡ | 105.0万〜120.0万円 | 5戸 |
募集中の戸数を足すと97戸。そのうち52戸、半分強を2LDKが占めています。
戸数の内訳(募集中の戸数は2026年10月15日時点)
建物全体の戸数と、募集中の戸数は別の数字です。
| 区分 | 戸数 |
|---|---|
| 総戸数(8〜15階) | 170戸 |
| うち3LDK | 25戸 |
| うち15階プレミアム住戸 | 7戸 |
| 10月15日時点で募集中(上の表の合計) | 97戸 |
15階のプレミアム住戸は、全体では104.06㎡から146.37㎡までの7戸。募集中の5戸の面積は122.92㎡までなので、最も広い住戸は賃料表の範囲に入っていません。
高さより、広さで値段が動く
同じタイプの住戸では、1階上がるごとに賃料が1,000円〜3,000円上がります。仮に8階と14階で同じタイプを比べても、単純計算で差は6,000円〜18,000円の幅です。
一方、間取りの境目で動く額は、桁がひとつ違います。各間取りの下限同士を比べてみます。
| 間取りの境目 | 賃料下限の差 |
|---|---|
| 1LDK → 2LDK | 12.4万円 |
| 2LDK → 3LDK | 18.5万円 |
| 3LDK → 15階プレミアム | 39.7万円 |
8階から14階の範囲では、値段を決めているのは高さではなく広さです。階は数千円刻み、間取りは十万円刻みで動いています。そして最上階だけ、差が一段大きく開きます。
建物の作り方も、この数字と同じ向きを向いています。8階から14階は階ごとに内装の色が決まっていて、15階だけは住戸ごとに内装が異なります。眺めは住戸により異なりますが、富士山から東京タワーまでを望めるのも15階です。言い換えると、14階までは「階」を単位に設計された住まいで、15階だけが「一戸」を単位に設計されています。賃料表の階段の形は、そう読むことができます。
駅前の店の、上の住まい
5階の子どものためのフロア「こどもでぱーと」は、以前の記事で詳しく見ました。この建物では、地下1階から5階に並ぶ店の上の階に、ここまで見てきた価格帯の住まいが乗っています。上の階の住まいは、駅前の店の客層をどう変えていくのか。